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研修と活動の報告をします。
平成23年10月15日(土)にパシフィコ横浜で行われた,第6回産業心理臨床研修会へ参加してきました。 午前は分科会2の白木孝二先生による「Post-SFA」でした。 一番勉強になったのは以下の点です。 <Supershrinks(優秀なセラピストの研究)>ミラーのウェブ(http://scottdmiller.com)で公開中 ◎セラピーに共通する効果要因を認識したうえで、セラピストたちの個人差の大きさに注目した: ★男女差、経験年数、アプローチ、領域、親が優秀なセラピストであるかは、全く関係がない ★クライエントから、ネガティブなフィードバックをしつこく取っている。 ★初期に治療の文句を言わせているセラピストは治療成績がいい。「ちょっとでもいいから気に入らないことを言ってください」「今日のセッションで何が足りなかったですか?」「お気に召さなかったところはどこですか?」 ★それを自分(セラピスト)の問題にしない。自分たちのやり方で噛み合わなかった、と考える。 ★優秀なセラピストはいっぱい練習している。アスリート、芸術家もそうであるが、練習量が多い方がうまくなる。 ◎エリク・エリクソン「長いことを歩いているからといって、きれいに歩ける人はほとんどいない」 ★質問ができるようになることと、治療効果が高まるかどうかは関係がない ★ミラーの研究:(治療成績の)上位群・女性・精神科医(薬などいくつものオプションがある)、下位群・ベテランの男性セラピスト(自己評価だけは高い) ★てきぱきとこなせるようになると、クライエントが文句を言えなくなる 【クライエントからネガティブなフィードバックをもらって、何度も練習をすること】 ★歳を取ると図々しくなるので、クライエントのせいにしてしまう。 午後は分科会4の坂上頼子先生による「ストレスマネジメント」でした。 一番勉強になったのは実習でした。いくつかをご紹介します。 ・肩開き 1親指を立てて、その親指を見ながら右手を限界まで開く。(景色を覚えておく) 2ゆっくり戻して、息を吐いてゆるめる 3顔は正面で、目をつぶって、親指を立てて限界まで開く。 4ゆっくり戻して、息を吐いてゆるめる 5 1のように親指を立てて、その親指を見ながら右手を限界まで開く。(景色の変化に注目) ・肩上げ 1両肩をゆっくりあげる(上がるプロセスにも注意を向ける) 2合図に合わせてストン! 3両肩をゆっくりあげる 4合図に合わせてストン! 5両肩をゆっくりあげる 6合図に合わせてゆっくりジュワ~(と降ろす) 右肩のみ左肩はだら~ん 7右肩をゆっくりあげる 8それ以外の筋肉の随伴緊張に気づいたらゆるめる 9ジュワ~と下におろす (2回繰り返す、終わったら反対の肩) 久々に大大満足の研修でした。講師の先生,スタッフの方々,本当にありがとうございました。 PR
2011年10月10日(月)に,東京大学安田講堂で行われた,日本心理臨床学会主催国際シンポジウム「震災被害への有効な心理支援に向けて-今、臨床心理学はどのような社会貢献ができるのか-」に参加しました。
第1部 心的外傷体験に対して臨床心理学ができること Davison先生 第2部 災害時の危機介入における心理社会的支援の方法 Bering先生 子どもと若者のトラウマからの回復支援のための方法 Yule先生 第3部 東日本大震災被災者の支援に向けて <<文科省における取組みと課題>> 郷治知道先生「スクールカウンセラー等を活用した被災した子どもへの支援の取組と課題」 <<厚労省における取組みと課題>> 福田祐典先生「被災された方の心のケアについて」 <<被災地での心理支援の現状と課題>> 村瀬嘉代子先生「被災地の心理支援の現状と課題」 印象に残った点は次の4点でした。 1.招待された海外の3人の先生方は,トラウマ治療について早期の暴露法を躊躇せずに用いている点 2.エビデンスベーストを強調している点 3.それに引き替え村瀬先生の被災地での報告は,カフェ「あづま~れ」などの間接的介入であること(岩田註:文化的な違いなのだろうか) 4.臨床心理学の個人対個人のアプローチではなく,コミュニティアプローチの必要性をYule先生を始めとする外国の先生たちが強調していた点 避難所に「カウンセラーお断り」という貼り紙が貼られたのは有名な話ですが,被災者が望んでいるニーズとケアチームとのずれが大きかったのではないかと思います。 だからこそ村瀬先生の報告があったのだと思いますが,トラウマ治療の土壌など,海外のケースを参考にしつつも日本版の介入については検討が必要であると思いました。 シンポジストの先生方,心理臨床学会の諸先生方,スタッフ,お手伝いの学生の方々,大変お世話になりました。
7月30日(土)~8月1日(月)に晴海グランドホテルで行われた,「第20回 国語教育実践理論(KZR)研究会 夏季研究集会」にオブザーバーとして参加してきました。
研究テーマ「言語活動を支える書くことの学習」ということで,ツールとしての書くについての研究報告を聞かせていただきました。 ツールとしての書くには, 1 「読む」「聞く」学習を支える書く 2 「話す」「書く」学習を支える書く 3 ことばの学びを支える書く があり,さらに4つの機能があるそうです。 (1)見つける・引き出す (2)深める・広げる・絞る・整理する (3)構造化する・焦点化する (4)生み出す・振り返る・発展 上の1~4と(1)~(4)をマトリクスにして,「読む」の「引き出す」を支える書く,のように,16種類のフェーズが存在することになります。 私自身まだ十分に理解できてはいないので,購入した書籍や示された文献及び資料を基にして,今日の学びを確かな力にしていきたいと思います。 KZR研究会の会員の先生方,本当にありがとうございました。
1月8日(土)に大阪中之島のキャンパス・イノベーションセンターで行われた、平成22年度予防教育科学国内専門家会議に参加してきました。
子どもの学校適応や心身の健康を目的とした教育で、現在、徳島県を中心として学校現場で展開されています。 予防教育の実践については、2010年7月28日付けの読売新聞を始めとして、地元の徳島新聞などに掲載されています。 会議では、予防教育科学のこれまでの経緯と実践について説明があり、参加者が討議を行いました。 その後、センターの所員による模擬授業を参観し、実際の授業について議論しました。 私の感想は、教師の経験知をもっと生かすと、学校現場との親和性が高くなると思いました。 予防教育の実践主体は、一般の教師です。 学校現場は科学的なエビデンスよりも、子どもがより良く変わったという、教師の“手応え”や“実感”で動いているからです。 会議を主催した先生がた、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
10月31日(日)に跡見学園女子大学文京キャンパスで行われた、日本教育カウンセリング学会第8回研究発表大会に参加してきました。
今回は、題目「障がい児(者)に対する受容的態度向上を目指す交流活動の実践研究」をポスター発表してきました。 予想を超える多くの方がいらっしゃり、足を止めて説明を聞いてくださいました。 持っていった資料の残りの数から、ちょうど30人の方が聞いていってくださったようです。 ありがとうございました。m(__)m いらした方の主なご意見は次の通りです。 1.単発で終わるのではなく、継続的に行っていくとよいのではないか。 2.年間指導計画に入れるなどして、全校で交流学習に取り組むとよいと思う。 3.大変興味深い実践だと思う。 頂いたご意見を、今後の実践及び研究に生かして参ります。 見にきて下さった方々、ディスカッションして下さった方々、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
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岩田将英
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子どもと親を支える仕事
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「教える者は学び続けなければならない」をモットーとして,研鑽に励んでいます。おススメの研修会・ワークショップ(WS)がありましたら,是非,こちらまでご連絡ください。
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